豊田織、今期税引き前を一転1％減益に下方修正

　豊田自動織機 <6201> が10月31日昼(11:40)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比9.8％増の1080億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の2080億円→2000億円(前期は2022億円)に3.8％下方修正し、一転して1.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比11.5％減の919億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比44.4％増の393億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.1％→7.2％に改善した。

株探ニュース