■注目銘柄:【買い】アンジェス(4563)
同社は、世界初の遺伝子治療薬「コラテジュン」を開発しており、この薬により体内で血管を新たに作ることが可能となったことから糖尿病などで血管が詰まって出来る潰瘍やそれに伴う慢性動脈閉塞症の治療が大きく進歩するとされています。臨床試験では副作用もないとされており、高齢者も使用可能との事です。国内の市場規模だけでも約40万とされており、この薬が認可され本格的に使用され始まると同社の業績は急拡大することが予想され、株価も大きく伸びる余地があります。 また昨日引け後に、米国における同薬の臨床開発を進めるアドバイザリー会議も開催され、今後の世界規模での販売にも注目です。
■テクニカル分析
8月末での暴落後から少しずつ株価は回復してきてはいるものの、直近では660円前後でもみ合う形となっています。しかし、バイオ銘柄の特徴として12月~1月に向けて毎年この時期から上昇する傾向があるので、仕込むならば今と言えるでしょう。
■事業概要
阪大教授創業の医療ベンチャー。遺伝子医薬品等を開発。難病治療薬販売も。時価総額約710.28 億円。 PBR約5倍
■足もとの業績
直近発表の2019年12月期第1四半期決算では、売上高0億75百万円(前年同期比+2.7%)、営業利益-9億18百万円(同+55.6%)、純利益-11億83百万円(同+120.3%)となっている。