決算マイナス・インパクト銘柄 … ＫＯＡ、モバファク、光世 (10月18日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月17日から18日の決算発表を経て21日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　ＫＯＡ <6999>
　20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比65.3％減の10.9億円に大きく落ち込んだ。

▲No.5　ゲンダイ <2411>
　20年3月期の連結最終利益を従来予想の3億1000万円→1億6000万円(前期は4億3400万円)に48.4％下方修正し、減益率が28.6％減→63.1％減に拡大する見通しとなった。

▲No.6　アジュバン <4929>
　20年3月期の連結経常損益を従来予想の1億6000万円の黒字→3億0500万円の赤字(前期は2億5100万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3912> モバファク 　　東１ 　 -13.35 　 10/18　　　3Q　　　 40.14
<8617> 光世 　　　　　東１　　 -7.34 　 10/18　　上期　　　　赤拡
<6999> ＫＯＡ 　　　　東１　　 -2.73 　 10/18　　上期　　　-65.34
<7422> 東邦レマック 　ＪＱ　　 -1.52 　 10/18　　　3Q　　　　赤縮
<2411> ゲンダイ 　　　ＪＱ　　 -0.48 　 10/18　　上期　　　-45.12

<4929> アジュバン 　　東１　　 -0.11 　 10/18　　上期　　　　赤転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした21日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース