カルタＨＤが急伸、ナショナルクライアントの出稿好調で１９年１２月期営業利益予想を上方修正

　ＣＡＲＴＡ　ＨＯＬＤＩＮＧＳ<3688.T>が急伸している。１６日の取引終了後、１９年１２月期の連結業績予想について、営業利益を２５億円から３５億円へ、純利益を１６億円から１８億円へ上方修正したことが好感されている。

　売上高は２６０億円の従来見通しを据え置いたものの、売上総利益率の高いパートナーセールス事業で、自動車メーカーや飲料メーカーなどのナショナルクライアントからの出稿が想定以上であることに加えて、広告宣伝費が想定を下回る見込みとなったことが要因としている。なお、決算期変更に伴い１９年１２月期は１５カ月間の変則決算であるため、前期との比較はない。

出所：MINKABU PRESS