決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 北の達人、メディアドゥ、ラクトＪ (10月15日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月11日から15日の決算発表を経て16日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.5　ＨＩＯＫＩ <6866>
　19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比20.3％減の21.3億円に減り、通期計画の34.5億円に対する進捗率は62.0％にとどまり、5年平均の77.3％も下回った。

▲No.6　キャンドゥ <2698>
　19年11月期の連結最終利益を従来予想の7億2500万円→3億2000万円(前期は7億9800万円)に55.9％下方修正し、減益率が9.1％減→59.9％減に拡大する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3548> バロック 　　　東１　　 -4.21 　 10/15　　上期　　　　　－
<3139> ラクトＪ 　　　東１　　 -3.24 　 10/15　　　3Q　　　　8.42
<3606> レナウン 　　　東１　　 -2.65 　 10/15　　上期　　　　赤縮
<2930> 北の達人 　　　東１　　 -1.72 　 10/15　　上期　　　 45.70
<6866> ＨＩＯＫＩ 　　東１　　 -1.66 　 10/15　　　3Q　　　-20.34

<2698> キャンドゥ 　　東１　　 -1.54 　 10/15　　　3Q　　　-28.89
<3678> メディアドゥ 　東１　　 -1.40 　 10/15　　上期　　　 59.36
<7811> 中本パックス 　東１　　 -0.62 　 10/15　　上期　　　-13.88

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした16日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース