―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月2日から3日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 不二越 <6474>
19年11月期の連結経常利益を従来予想の155億円→121億円(前期は139億円)に21.9%下方修正し、一転して13.0%減益見通しとなった。
▲No.3 放電精密 <6469>
20年2月期第2四半期累計(3-8月)の経常損益(非連結)は1億6400万円の赤字(前年同期連結は4億2400万円の黒字)に転落し、従来の7800万円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
▲No.4 平和堂 <8276>
20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比16.1%減の58.5億円に減り、通期計画の127億円に対する進捗率は46.1%となり、5年平均の44.9%とほぼ同水準だった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<6474> 不二越 東1 -6.01 10/ 3 3Q -12.92
<2471> エスプール 東1 -5.56 10/ 3 3Q 72.26
<6469> 放電精密 JQ -3.73 10/ 3 上期 赤転
<8276> 平和堂 東1 -1.91 10/ 3 上期 -16.15
<9872> 北恵 東1 -1.05 10/ 3 3Q 22.26
<7447> ナガイレーベ 東1 -0.74 10/ 3 本決算 5.05
<4763> C&R 東1 -0.32 10/ 3 上期 0.96
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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