ドル/円、107.70円台を維持できるか
9月高値(108.48円前後)を超えられずに反落した事でドル/円の日足チャートは、下落シグナルである「ダブルトップ」が意識されそうな形状となった。一方で、20日移動平均線が100日移動平均線を上抜く「ゴールデンクロス」の示現が間近でもあり、上昇トレンド継続の可能性も残る。20日移動平均線や100日移動平均線の他、日足一目均衡表の転換線も位置する107.70円台のサポートを維持できるかが本日のカギとなりそうだ。材料面では、米景気の状況を見る上で民間版の雇用統計である9月ADP全国雇用者数の結果が注目されよう。