■注目銘柄:【売り】日立製作所(6501)
低迷していた8月をよそに9月は8月期より500円ほど上げて高値圏を推移しています。直近は4100円台を境として横ばい状態が続いていますが、今後は7月4日の年初来高値を目標に上値を狙う可能性もあると予想します。が、直近方向性が定まらない展開となっておりしばらくは様子見が強まると予想します。
■テクニカル分析
7月以降は下落傾向にあり、25日移動平均線が75日線を下抜けした後には、3500円台まで下げましたが、その後反発し現在は4100円台を前後しています。直近、高値圏を推移しており、25日移動平均線も75日線を上抜けしさらなる上昇に期待したいところですが、いったん調整が入ると予想します。
■事業概要
総合電機・重電でトップ。事業は広範囲に渡り技術に定評があります。インフラ系を重視の他、海外事業にも注力。時価総額約3兆9842億円。PER約9.1倍 PBR約1.2倍。
■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上収益2兆325億82百万円(前年同期比-6.2%)、営業利益1243億88百万円(同-16%)、純利益1203億3百万円(同+14.3%)となっています。