日本株は10月から急反落か?(9/27版)

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最新投稿日時:2019/09/26 19:00 - 「日本株は10月から急反落か?(9/27版)」(中原良太)

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日本株は10月から急反落か?(9/27版)

著者:中原良太
投稿:2019/09/26 19:00

相変わらず、日本株が強いですね。

IQ上位2%の投資家、中原良太です。

相変わらず、日本株が強いですね。

こんだけ上昇してくれると、
全力買いしていた甲斐があります(笑)

そうそう。

気になるニュースがあったので共有します。

9月初旬に、

投資の神様ウォーレン・バフェットが経営する、
バークシャー・ハサウェイが円建て社債を発行しました。

社債の発行額は4300億円と、
超大規模みたいですね。

もともと日本は、

国債がバブルなので、
社債を発行するには有利です。
(買い手も集まりそうですし)

ここに着目して、
ちゃっかり資金調達する、
バークシャーさすが!と思います。

そんな中、

僕がもっと気になるのは、
「バークシャーがなぜ円建て債を起債したのか?」
という点です。

かくいう僕も投資家ですから、
「バークシャーの債券を買おう!」
とは考えていません。

社債に投資をするよりも、
「バークシャーと同じ側につく」
方が、勝算があると見ています。

だから、

「バークシャーは、どんな勝算があって、
円建て社債を大量に発行したのだろうか?」
という点の方が気になります。

日本株は金利の割に利回りが良いので、
「ついにバフェット、日本株を買うつもりか?」
なんてことを期待しています。

長いこと停滞してきた、
「日本の割安株達」が、

バークシャーの手によって、
バリュー・トラップを脱出する…みたいな。

そんな夢の展開だと良いですね。

さて。

今日の相場も雰囲気が良かったので、
まずまずお金が増えました。

引き続き、全力買いを継続して、
お金を増やしていきたいですなぁ〜。

【これまでの資産変動】
9/25:999万1772円
9/26:1005万4164円(前日比+6万2392円)

◆  ◆  ◆

手元に資金が足りないので、
泣く泣く購入を諦めた、
格安株を紹介します。

それがコチラ:

サカイオーベックス<3408>

染色加工の大手。

お金をたっぷり稼ぐ割に、
株価が格安だったので注目してます。

2019年8月9日時点の、
四半期報告書を基に計算:

本当なら、
「自分で買いたい!」
「家族にもオススメしたい!」
と感じるほどお買い得ですが、

今の手元資金でフルポジションなので、
どどんと公開しちゃいます。

この会社のすごいところは、
たっぷりお金を稼いでいるうえ、
手元にもちゃっかり現金系資産を残している点です。

仮に同社が清算されたとしても、

現金:6261百万円
掛金:5796×0.8=4636百万円
棚卸:3792×0.67=2540百万円
その他:14567×0.15=2185百万円
資産計:15622百万円
負債計:10404百万円

ネットネット:5218百万円
⇨1株あたりネットネット:810円
(参考:証券分析【1934年版】)

と、たっぷりお金が残りそう。

難しい数字がズラリと並んでいますが、

要は、
「倒産したとしても現金がたっぷり戻ってきそう」
な会社ということですなぁ。

また、バフェットの、
「オーナー利益」を算出しました。

直近10年間の平均一株オーナー利益:2600円
※設備投資費の代わりに投資CFを利用して算出

これらの情報をもとに、
理論株価(割引率10%、成長率0%)を、
手堅く算出してみると、

理論株価
=清算価値+収益価値(10年)
=810円+260円×10=3410円

という結果が得られました。

同社の理論株価は3410円。

9月26日時点、
同社の株価は1750円です。

株価が理論株価の約半分なので、
「目先10年間で、年率10%は手堅そう」
という印象の銘柄ですなぁ。

めちゃんこ割安なので、
個人的にも買いたいほど。

9月以降は盛り上がっているようですが、
まだまだ上昇余地が大きそうですね。

こういう割安株は、
短期では鳴かず飛ばずとなりがちですが、

3〜5年くらいかけて、
利益を狙うには良いかと。

NISAで買っても良さげかも。
注目してみてはいかがでしょう?

◆  ◆  ◆

今後の短期取引の方針ですが、
27日は権利落ち日ということもあり、
配当落ち分、各指数が下がりそうですね。

とはいえ、

配当落ち分を無視すれば、
「まだまだ相場は騰がりそう」
というのが僕の見解です。

常々言っていることですが、
「株式市場には慣性の法則が働く」
傾向があります。

特に、足元1週間ほどで、
上昇を続けているときは、
続伸をしやすいので、

引き続き、強気姿勢で、
株をガッチリ保有するつもりです。

また、

月末の時期(特に四半期末)は、
「特に株価が上がりやすいぞ!」
という傾向もございます。

市況が悪化しない限りは、
10月1日くらいまで買い持ちを、
継続したいところですね。

一方、

月末が過ぎてからは、
9月のようなウハウハ相場は、
いったん終わって、

ふたたび静かな相場が、
再開すると踏んでいます。

1、4、7、10月は、
「逆張りが有利だぞ!」
という傾向もあるみたい。

9月の反動が、
10月に出てきそうなので、

利益確定のタイミングには、
気をつけた方が良さげですな。

9月はずっと、
全力買いを続けてきた僕ですが、

10月の初めあたりには、
いちど売却するかもしれません。

相場がどう動いても良いように、
引き続き、監視を続けていきます…。

以上。

IQ上位2%の投資家、中原良太でした。
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想

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