昨日のドル/円は107.00円台から107.80円台まで上昇して終値ベースでは約0.6%高。日銀の追加緩和観測やトランプ米大統領の米中通商協議を巡る楽観発言などに支えられて終日堅調を維持した。なお、米大統領弾劾問題については、疑惑の対象となったウクライナ大統領との電話会談記録を、ホワイトハウスが公表した事でリスクへの警戒感が薄れた。いわゆる「リスク・オン」の流れに乗ってどこまで上値を伸ばせるかが本日の焦点となろう。108円台を回復できれば、先週高値の108.48円前後を目指す動きに繋がりそうだ。なお、本日のスポット応答日(決済日)は四半期末の9月30日に当たる。このため、日本の仲値公示(9時55分)前後や英国のロンドンフィキシング(24時)前後は不規則に変動する可能性がある。
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