ドル/円、日米金融政策を消化へ
そうした中、本日は日銀金融政策決定会合と黒田日銀総裁会見を受けた円の動きが注目される。政策変更は見込まれておらず、追加緩和は温存すると見られている。欧州中銀(ECB)が包括緩和を打ち出し、FOMCも利下げに動いたばかりとあって、日銀の「緩和温存」に市場が円高の反応を示す可能性もあるが、足元の市場環境を考えれば円高余地も限定的だろう。本日のドル/円は、日米の金融政策イベントを消化しつつ方向感を模索する展開となりそうで、取引レンジの中心は108円台前半を見込む。
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