今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円相場は、108.20円台まで小幅に上昇しましたが、今夜の重要イベントを控えて様子見ムードも強く、値動きは限定的となっています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

9/18（水）
17:00　南ア8月消費者物価指数
17:30☆英8月消費者物価指数
17:30　英8月小売物価指数
17:30　英8月生産者物価指数
18:00　ユーロ圏7月建設支出
18:00　ユーロ圏8月消費者物価指数（HICP）・改定値
19:45　デコス・スペイン中銀総裁講演
19:50　デギンドスECB副総裁講演
20:00　南ア7月小売売上高
21:30　米8月住宅着工件数
21:30　米8月建設許可件数
21:30　カナダ8月消費者物価指数
23:30　EIA週間原油在庫統計
24:15　ビルロワ仏中銀総裁講演
27:00☆FOMC政策金利
27:00☆FOMC経済・金利見通し
27:30☆パウエルFRB議長記者会見

9/19（木）
07:45☆NZ4-6月期GDP
10:30☆豪8月雇用統計

※☆は特に注目の材料

米連邦公開市場委員会（FOMC）の25bp（0.25％）利下げはほぼ確実と見られています。市場も織り込み済みのため、利下げそのものには（50bpでなければ）大きなインパクトはなさそうです。気になるのはやはり今後の利下げに対するスタンスで、やや極端に言えば「ひとまず利下げ打ち止め」か「今後も利下げ継続」かが焦点でしょう。声明と同時に発表される政策金利見通しと、その30分後に行われるパウエル米連邦準備制度理事会（FRB）議長の会見に注目が集まりそうです。