本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)が最大の注目イベントだ。FOMCは、政策金利であるFFレートの誘導目標を25bp引き下げて1.75-2.00%にする公算が大きい。もっとも、これは市場もほぼ織り込み済みであり、関心は同時に公表される政策金利見通しに寄せられている。見通しで「利下げ継続」が示唆されればドルが下落する事になるだろう。一方、当面の「利下げ打ち止め」が窺える内容ならドル高に振れる可能性が高い。声明・見通し発表の30分後に始まるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見にも注目が集まろう。市場は、日本時間27時の声明・見通し発表までは様子見ムードに傾きがちで、ドル/円も108円台前半を中心にもみ合う展開が見込まれる。
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