過熱感があるので高値掴みに注意
前回「株価下落時に空いた窓あたりまでの上昇を想定しつつ短期売買がよい。MSQ週は大きく動きやすいので、振り回されないように」と解説しました。
株価は窓を埋めて、目標株価の上限程度で取引を終えました。
米国の株式市場は引き続き上昇が続いた週でした。
ドル円相場はドル買い基調の週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、株価は出来高を伴って、4月以降に空いていた窓を埋める動きとなりました。中長期的な三角保ち合いを上に抜けてレンジを上げ、株価はもみ合いの上限あたりを上に抜けられるのかというところが注目になるでしょう。
目標上値は2万2,200円、下値は2万1,250円、それぞれプラスマイナス150円とします。
足元は急上昇したこともあり過熱感が出ていますから、まずは過熱感の解消に動く可能性も考えられます。チャートパターンを考慮すると、権利落ちまでは時間がありますが、高値掴みには注意しつつ安いところを待ちたいところです。