＜9/17～9/20＞ 来週の日経平均の動き

大幅上昇のSQ週

大型の台風が直撃し、今週は週明けから大変な始まりとなりました。

電車が止まって駅の中はとてつもない人が溢れかえっており、遅れてくる電車は常に満員状態と、パニック状態でした。

ツイッタ―などで情報を見ながら午後になって落ち着いた頃に行っても駅はこのような状態だったので、朝方は本当に大変だったのかと思います。

千葉の方はまだ被害が大きいようなので一日でも早く復旧してほしいですね。


さて、相場の方も台風さながらの強烈な上昇相場となりました。

週末がMSQということもあり、指数が大きく乱高下するということは予想はしておりましたが、まさかここまで上昇するとは意外でした。

先週にもみ合いのレンジを上にブレイクしたことで、上を目指す流れが続いていはいましたが、第一の上値抵抗ラインの21000円をあっさり抜いて、第二の上値抵抗ラインの21500円もあっさり抜けてしまいました。

こうなると次の最後の抵抗ラインが22200円前後にありますが、ここまで達する前にさすがに短期的な上昇スピードが速すぎるだけに、一旦止まってからの下落はかなり大きなものになりそうです。

それ以外のいくつかのテクニカル指標も過熱気味の数値に達しており、目先はいつ調整入りしてもおかしくない状態です。

次に向かうべき目標値は今月末あたりに21000円なので、来週は流れが一変して巻き戻しの下げとなる可能性が高いです。

今のようなペースのはやい一方通行の上昇をすると、調整しながら本来の流れで上がっていけばよいのを無理やり引っ張っているようなものなので、天井をつけた後は糸の切れた凧のように急速に失速していきます。

その下げもじわじわ下げていくのではなく、一気に突然やってくるでしょう。

大きく下げてようやく上昇トレンドも終わったと気付いた頃には、すでに株価は結構下まで下がっているため、下落する前の今くらいの段階から下げの準備をしておきましょう。

21000円が一番下の抵抗ラインとなっているので、ここまで来たら一旦下げ止まるので、押し目買いをするならこの辺りで狙っておくのが良いでしょう。

10月以降はこの21000円がとても強力な下値抵抗ラインとして機能しており、21000円を割れることはなくなってくるので、この近辺まで来る場面があれば積極的に買いから入っていきたいと思います。

高値ブレイクしたので順張りで買いシグナルが出ているのも多いかと思いますが、ここまで強烈な高値で買うのは流れが変わってハシゴを外れされるのが怖いので、21000円近辺まで来ることも想定しておきましょう。

NYダウも日経も大きな変化日を抜けて下降トレンド入りしているので、ここからの高値追いは本当に気をつけましょう。