決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アセンテック、菊池製作、テンポスＨＤ (9月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アゼアス <3161>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の7900万円に急拡大し、5-10月期(上期)計画の8700万円に対する進捗率は90.8％に達し、5年平均の27.9％も上回った。

★No.2　菊池製作 <3444>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の連結営業損益は700万円の黒字(前年同期は7400万円の赤字)に浮上し、5-10月期(上期)計画の2500万円に対する進捗率は28.0％となった。

★No.3　アセンテック <3565>
　20年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比5.6％増の2.6億円に伸び、通期計画の4.4億円に対する進捗率は58.9％に達したものの、3年平均の64.1％を下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3161> アゼアス 　　　東２　　 +5.60 　　9/11　　　1Q　　　203.85
<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ　　 +1.28 　　9/11　　　1Q　　　　赤縮
<3565> アセンテック 　東Ｍ　　 +1.19 　　9/11　　上期　　　　5.60
<2751> テンポスＨＤ 　ＪＱ　　 +0.72 　　9/11　　　1Q　　　 19.88

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース