【売り】ＡＮＡホールディングス(9202)そろそろトレンド転換の可能性もあり？=フェアトレード田村祐一

■注目銘柄：【売り】ＡＮＡホールディングス(9202)

■注目理由
長期的に下落傾向にありましたが、3600円を境にボックス圏での推移が続いていました。下落傾向が落ち着きつつあり、あらたな展開を迎える可能性があります。いましばらくもみ合いが続くことが予想されますが、今後の上昇に期待します。

■テクニカル分析
75日移動平均線が下降する中、25日移動平均線は横ばいで推移しています。直近は75日線と25日線の距離が縮まっており、25日線が上抜けした際には、上昇に転じる可能性があるでしょう。しばらく膠着する可能性はありますが、もみ合いの続く3,600円台を抵抗線として、上昇すると判断しました。

■事業概要
国内線、国際線ともにトップ。アジア近距離路線が強力。傘下にはバニラ・エアやピーチなど。時価総額約1兆2591億円。PER約11.1倍 PBR約1.1倍。

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高5005億8百万円(前年同期比+3.2%)、営業利益161億73百万円(同－19.4%)、四半期純利益114億18百万円(同－29.1%)となっています。