9月相場のはじまり
急落と急騰を繰り返すボックス相場だったため、トレンドを見誤ると往復ビンタでやられてしまう相場だったと思います。
急落時は安く買えるチャンスなので、個人的には大歓迎で、その後の反発狙いで取りやすい相場でした。
チャート通りに下値抵抗ラインがしっかり機能し、20000円という大きな節目となるところは岩盤のように厚い抵抗ラインとなっているため、下げたところはしっかりしていました。
ボックスの動きが続いているため、中途半端なところでは上にも下にも行ってしまうので、割り切って大きく下げて下値抵抗ラインまできたところで押し目を買うというのが8月相場にははまったかと思います。
最後までこのボックス圏内での動きとなりましたが、ややこの圏内を上に抜けそうな雰囲気は出てきました。
この上限は20782円が高値となっているので、ここを抜けられればボックス相場が終了し、21000円へと向かう動きになります。
下値は20200円近辺になりますが、先週一度この付近まで下げてから一気にボックス上限まで来たので勢いはありますが、夜間の先物の動きを見ると一旦跳ね返された形になります。
来週は再度この高値を試しにいくことになりますが、①20520円~20633円と②20329円~20361円に空けた窓があるため、もう一度ここを埋めに行った後になるでしょう。
そのため、まだボックス相場は続いているので、高いところは買わず、また下に下がった時に買えるように資金管理をしてチャンスを待ちましょう。
徐々にボックスの上限と下限が狭くなっていき、やがてどちらかにブレイクすることになりますが、もう少し日柄が必要かもしれません。
9月相場は明確な目標点が月末に21000円となっているので、小さいレンジで上下を繰り返しながら最終的にはここに向かっていきます。
そのため、売りから入るよりも先ほどの窓埋めをするような下げが来た時に押し目を買っていくのがいいでしょう。
9月相場も21000円に向けての押し目買いの方針は変わらずで行きたいと思います。