●アナログチャートを逆手に!
このまま手をこまねいていてもしょうがありません。「8月末買い・12月末売り」戦略をご存知でしょうか。この戦略に最も効果的と言えるのがNZドル円です。過去10年の実績は、9勝1敗、2000年以降で見ても17勝2敗とかなりの高勝率となっています。昨年については、年後半にかけて株が下がり、為替もリスクオフの動きが強まっていたわけですが、わずかとはいえ、この戦略が当てはまっていました。私がこのところ当欄でご紹介しているアナログチャートの形状を見ても、9月までは上値の重い状況、10月から年末にかけて上昇に転じていることから、9月までに何回かに分けてNZドル円を買い、年末にかけて利食いのチャンスを待ってみても良いのでは?と考えるに至った次第です。「相場は確率に賭けるゲーム」と言われています。もちろん、このパターンがピタリと当てはまるかは分かりませんが、これだけの勝率を誇るアノマリーも無視できません。試してみる価値はあるのではないでしょうか。検討いただけたら幸いです。