【売り】ＡＮＡホールディングス(9202)直近2日陽線をつけるも、いったん調整か？=フェアトレード田村祐一

■注目銘柄：【売り】ＡＮＡホールディングス(9202)

■注目理由
トレンドの方向性が確定しない状況の中、日足では窓をあけて上下する傾向が散見されます。値幅が大きい中で横ばいに推移しており、しばらくは調整局面が続くと判断します。また、9月末の優待に向けて今後上昇する可能性もあり、これから注目したい銘柄です。

■テクニカル分析
75日移動平均線が緩やかに下降していましたが、直近横ばいに推移していたことで、下げる動きが収まっている状態です。とはいえ、依然として短期的な下落トレンドの中にあり、また、値動きが一定していないことで、引き続き注意が必要と判断します。

■事業概要
国内線、国際線ともにトップ。アジア近距離路線が強力。傘下にはバニラ・エアやピーチなど。時価総額約1兆2528億円。PER約11.1倍 PBR約1.1倍。

■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高5005億8百万円(前年同期比+3.2%)、営業利益161億73百万円(同－19.4%)、四半期純利益114億18百万円(同－29.1%)となっています。