■注目銘柄:【買い】東京ガス(9531)
直近横ばいで推移する傾向がある中で、26日同社株価は米中貿易摩擦問題激化による世界経済の原則への懸念を受けて、寄付きは前日比から窓をあけて下げて始まりました。その後陽線をつけて回復しましたが、下落前の水準までには戻っていない状況です。一時的に株価を下げたことから反発する可能性が高く、注目したい銘柄です。
■テクニカル分析
下降していた75日移動平均線が横ばい状態に転換し、25日移動平均線も横ばいに推移しています。直近の同社株価は、約2600円から2700円前半のボックス圏内を推移しています。26日の終値時点での25日移動平均線との乖離は、約2.0%マイナスとなっており、下げ過ぎの水準まではいったいませんが、27日の上昇に期待します。
■事業概要
都市ガス最大手企業。海外ガス田開発も行い、電力と合わせ総合事業を拡大中。時価総額約1兆1,793億円。PER約13.5倍 PBR約1.0倍。
■足もとの業績
直近発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高4672億18百万円(前年同期比+16.4%)、営業利益440億21百万円(同+89.1%)、四半期純利益349億27百万円(同-7.4%)となっています。