■注目銘柄:【売り】三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
5月の連休後ボックス圏を推移した後、一度反発していましたが、直近再度軟調に転じています。そのことで、75日移動平均線を25日線が上抜けしましたが、さらなる上昇には至らず調整しています。現在は安値圏にありますが、米国国債の金利問題などの影響も受けやすく引き続き注意が必要でしょう。
■テクニカル分析
7月末日に25日移動平均線が75日移動平均線を上抜けしましたが、すぐに反落し、現在の同社株価は、75日移動平均線のしたに位置し、25日移動平均線との乖離は、約2.6%マイナスとなっています。8月15日に年初来安値492円をつけてから連日陽線をつけ上昇していますが、いったん軟調にはいると予想します。
■事業概要
国内最大の金融グループです。傘下には銀行、信託、証券、カードなど多数。海外事業の拡大が進んでいます。時価総額約6兆8,994億円。 PBR約0.3倍。
■足もとの業績
直近7月31日発表の2020年3月期第1四半期決算では、経常収益1兆8034億33百万円(前年同期比+9.9%)、四半期純利益3910億67百万円(同+24.1%)となっています。