8月第3週の注目銘柄
年初来安値更新が続く中、7月以降続いている下落が、依然として落ち着かない状況です。お盆明けで市場参入者が戻る可能性もありますが、過度に下げている影響で、積極的な買いが入る可能性は低いと判断します。
■事業概要
OA総合メーカー。カメラ、複写機、プリンターなどの最大手企業。時価総額約3兆6,758億50百万円。PER約18.5倍 PBR約1倍。
■足もとの業績
7月発表の2019年12月期第2四半期決算では、売上高9,058億69百万円(前年同期比-10.0%)、営業利益431億27百万円(同-56%)、純利益345億19百万円(同-55.6%)となっています。
■テクニカル分析
直近1ヶ月7月12日の3234円から現在まで、大きく約15%ほど下げています。その影響で横ばいであった75日移動平均線も下を向きはじめ、25日移動平均線はその下を急降下しています。前週末2営業日連続で陽線をつけて引けていますが、割安感への過度な期待には注意が必要でしょう。引き続き様子見姿勢が強まると判断します。
■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の8月第3週の勝率が46.6%(7勝8敗0分)となっており、8月の第3週は株価が下がりやすい傾向が見られます。