三城ホールディングス<7455>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.0%減の122.52億円、営業利益が同0.3%増の2.79億円、経常利益が同29.9%減の2.03億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同97.6%減の0.03億円となった。
効率化を目的に不採算店の退店を推し進めながら、存続する既存店舗に対する改装などの設備投資を積極的に行った。主要子会社の三城は、不採算店舗の退店により店舗数が純減しているため、売上高・客数は前年を下回っているが、既存店舗の売上高は前年を上回る傾向を示しており、特に郊外の大型改装(ログハウスタイプ店舗)は、改装後の業績が堅調に推移している。
海外子会社は、フィリピン法人や医療事業とタイアップしたベトナム法人が堅調に推移し、利益に貢献しているなか、前年同期に不採算店の整理に伴うコスト増のため営業損失の大きかった中国、韓国法人の損失額が縮減していることもあり、海外法人合計では、黒字に転じている。また、国内の医療関連会社は、堅調に推移しており、今後も安定した収益が見込まれる。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.4%減の494.76億円、営業利益が同134.2%増の3.42億円、経常利益が同88.1%増の4.38億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.84億円とする期初計画を据え置いている。
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効率化を目的に不採算店の退店を推し進めながら、存続する既存店舗に対する改装などの設備投資を積極的に行った。主要子会社の三城は、不採算店舗の退店により店舗数が純減しているため、売上高・客数は前年を下回っているが、既存店舗の売上高は前年を上回る傾向を示しており、特に郊外の大型改装(ログハウスタイプ店舗)は、改装後の業績が堅調に推移している。
海外子会社は、フィリピン法人や医療事業とタイアップしたベトナム法人が堅調に推移し、利益に貢献しているなか、前年同期に不採算店の整理に伴うコスト増のため営業損失の大きかった中国、韓国法人の損失額が縮減していることもあり、海外法人合計では、黒字に転じている。また、国内の医療関連会社は、堅調に推移しており、今後も安定した収益が見込まれる。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.4%減の494.76億円、営業利益が同134.2%増の3.42億円、経常利益が同88.1%増の4.38億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.84億円とする期初計画を据え置いている。
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