nmsホールディングス<2162>は9日、2020年3月期第1四半期(19年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.0%増の152.49億円、営業利益が同75.6%減の0.63億円、経常利益が同52.8%減の0.96億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同46.3%減の0.34億円となった。
HS事業(ヒューマンソリューション事業)の売上高は、前年同期比18.8%増の53.76億円、セグメント利益は同50.0%減の0.49億円となった。国内HS事業の製造派遣・製造請負事業は、新卒採用や外国人技能実習生の活用により、採用力の強化と共に定着率の向上を図ることができたが、成長戦略としてその施策を進めている技術者派遣事業、外国人技能実習生向け研修事業や、物流3PL(サードパーティー・ロジスティクス)受託・テクニカル流通加工事業会社(nmsロジスティクス&テクニカルソリューション)において、事業拡大に伴うコストの発生があった。海外HS事業は、ベトナム拠点(NMS VIETNAM CO.,LTD.)における新規受注の取り込みに伴う一時的な労働生産性の悪化や、インドネシア及びラオスにおける、事業立ち上げに伴うコストの発生があったが、中国及びASEANともに需要堅調となった。
EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)の売上高は、同4.5%増の67.08億円、セグメント利益は同20.7%増の1.50億円となった。国内EMS事業は、工作機械関連需要が減少したことに加え、ベトナムや米国拠点設立等に係る先行投資コスト発生等による利益圧迫要因があったが、全体としては概ね計画通りに順調に推移した。海外EMS事業は、マレーシア生産拠点(TKR MANUFACTURING (MALAYSIA) SDN.BHD.)において、主力の白物家電関連における急激な増産対応による労働生産性の悪化はあったが、中国においては引き続き堅調に推移した。
PS事業(パワーサプライ事業)の売上高は、同13.2%増の31.64憶円、セグメント損失は0.08億円(前年同期は1.58億円の利益)となった。前年度より既存製品の需要調整や新規分野への製品投入までの端境期を脱し、売上は堅調に推移した。利益面は、前年度に発生した急激な部材調達価格の上昇に対する売価是正までのタイムラグ影響が残り、減益となった。売価是正について、下半期に向けその対応が進む計画となっており、通期では想定どおり利益を確保できる見込みとしている。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.7%増の720.00億円、営業利益は同136.9%増の13.00億円、経常利益が同75.6%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同104.5%増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。
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HS事業(ヒューマンソリューション事業)の売上高は、前年同期比18.8%増の53.76億円、セグメント利益は同50.0%減の0.49億円となった。国内HS事業の製造派遣・製造請負事業は、新卒採用や外国人技能実習生の活用により、採用力の強化と共に定着率の向上を図ることができたが、成長戦略としてその施策を進めている技術者派遣事業、外国人技能実習生向け研修事業や、物流3PL(サードパーティー・ロジスティクス)受託・テクニカル流通加工事業会社(nmsロジスティクス&テクニカルソリューション)において、事業拡大に伴うコストの発生があった。海外HS事業は、ベトナム拠点(NMS VIETNAM CO.,LTD.)における新規受注の取り込みに伴う一時的な労働生産性の悪化や、インドネシア及びラオスにおける、事業立ち上げに伴うコストの発生があったが、中国及びASEANともに需要堅調となった。
EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス事業)の売上高は、同4.5%増の67.08億円、セグメント利益は同20.7%増の1.50億円となった。国内EMS事業は、工作機械関連需要が減少したことに加え、ベトナムや米国拠点設立等に係る先行投資コスト発生等による利益圧迫要因があったが、全体としては概ね計画通りに順調に推移した。海外EMS事業は、マレーシア生産拠点(TKR MANUFACTURING (MALAYSIA) SDN.BHD.)において、主力の白物家電関連における急激な増産対応による労働生産性の悪化はあったが、中国においては引き続き堅調に推移した。
PS事業(パワーサプライ事業)の売上高は、同13.2%増の31.64憶円、セグメント損失は0.08億円(前年同期は1.58億円の利益)となった。前年度より既存製品の需要調整や新規分野への製品投入までの端境期を脱し、売上は堅調に推移した。利益面は、前年度に発生した急激な部材調達価格の上昇に対する売価是正までのタイムラグ影響が残り、減益となった。売価是正について、下半期に向けその対応が進む計画となっており、通期では想定どおり利益を確保できる見込みとしている。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.7%増の720.00億円、営業利益は同136.9%増の13.00億円、経常利益が同75.6%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同104.5%増の8.50億円とする期初計画を据え置いている。
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