昨日のドル/円は、一時105.05円前後まで下落して約7カ月ぶりの安値を更新。節目の105.00円を目前にひとまず下げ渋ったものの、戻りも鈍かった。米中の関係悪化に加え、香港情勢の緊張やイタリアの政局不安などが市場心理を圧迫した。ドル/円は、引き続き105円台前半で推移しており、105円台割れからの下げ加速には本日も警戒が必要だろう。夏季休暇シーズンのため取引手控えムードも根強いが、取引に厚みがないだけに振れが大きくなりやすい点にも注意したい。
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