成長性期待
同社は、まだ売り上げが50億円にも満たない小規模上場企業だが、その成長のブレークに差し掛かった時期である可能性が高い。2018年9月期は、売上21億99百万円、営業利益3億67百万円と、前期比で4倍以上の営業利益を計上した。今期も、業績は好調に推移し、2019年9月の予想では、売上32億円(45%増収)、営業利益540百万円(47%増益)としている。
同社は、今週14日に第3四半期業績の発表を行う予定で、第2四半期までの進捗は、売上で15億45百万円、営業利益で330百万円と、特に営業利益の進捗は61.1%と好調だ。今期は、スギ薬局との連携や、リクルートグループとの提携など、他社とのコラボレーションを積極的に進めていることも、成長性に寄与するだろう。
株価は、今年7月4日に1718円をつけたあと、若干の調整中だが、先週終値は1525円と、比較的強い動きを続けている。同社では、6月中に新株予約権がすべて行使され、6月末には1対2の株式分割を終えている。第3四半期決算の内容にもよるが、流動性も改善されていることなどから、今後の株価動向にも期待がされる。