急落からの急反発。お盆休みの相場は?
昼間は恐ろしくて外にもなかなか出れないでいますが、これもまた夏らしくていいのかもしれません。
冷たいものを飲んだり、涼しいところで休んだりしながら暑さを楽しむくらいな気持ちでこの猛暑を乗り切りましょう。
そんな暑い夏の影響を受けてか、お盆休みは閑散相場で動きがないと言われる中、相場の方は大きな動きが出てきました。
先週からの急落の流れを受け、そこからトドメとなったのは為替の動きで、一気に円高に動いて、夜間でNYダウも日経先物も大暴落となりました。
日経は先週に21000円の大きな抵抗ラインを下抜けしたことで、次に止まるところが20700円~20800円の抵抗ラインにありましたが、ここも下に突破し、最終ラインである20000円まで達しました。
今のチャート上では短期では20000円までが最終的な下値抵抗ラインで、ここより下に行くことはないのですが、まさかここまであっという間に達するとは予想外でした。
ここまで下がると更なる下げが来るのでは?一旦様子見、ポジションは軽くしよう、そんな心理になってしまうかと思います。
しかし、逆に言えばもうここまで来たら下はないので安心して買い向かうことができるので、滅多に来ることのない大チャンスがやって来たというくらいの買い目線で見ていました。
20000円までタッチしたところで綺麗に反発したのはチャート通りの動きです。
先週からも書いていたので、買い目線で準備していた方には良い買い場となったでしょう。
では、ここからの動きはどうなるのか気になるところですが、今はまだ底打ちからの反発が続いています。
谷が深かっただけに、山もまた高い、といいますが、今のところこの山のピークは21000円です。
短期で上昇トレンドの中にあり、来週明けまでは強い動きが続きますが、それ以降は9月まではやや調整期間に入るため、小さいレンジでのもみ合いが続くでしょう。
下値は徐々に切り上がってくるので、下に下がるリスクは少なくなってきますが、21000円という天井が抜けられるかどうかにかかっています。
来週前半までにここを抜けないようだと一旦今回の短期での反発は終了となるかもしれません。
20200円から21000円の間を行ったり来たりする動きが今月は続くでしょう。
ただ、どちらかというと、この下にある抵抗ラインはこれ以上割れることのない鉄板ラインで、日に日に値を切り上げていくので、日柄と共に、下げにくくはなってきます。
日柄と共に徐々にレンジが狭くなってくるので、早ければ9月くらいから21000円を越えて上を目指す動きが出てくるかもしれません。
そのため、ここから動き自体はなくなって弱い動きに見えるかもしれませんが、いずれレンジを上に抜けてくることを考えれば、この間が良い調整となり、仕込むための期間と考えればいいでしょう。
来週からが本格的なお盆の閑散相場ですので、相場も少し落ち着いてくるので、安いところをコツコツと仕込んでいきましょう。
基本的には買い目線を継続しています。