【売り】カプコン(9697)決算は発表後窓をあけて上昇！過熱感からいったん調整か？=フェアトレード田村祐一

■注目銘柄：【売り】カプコン(9697)

■注目理由
5日年初来高値更新も、2日と続く続伸に、利益確定に押されるものと予想します。今後が期待できるだけに下がった場合は押し目のタイミングと判断。

■テクニカル分析
75日移動平均線が長らく横ばいの状態であり、直近25日移動平均線が上向き始めた状況。決算発表後に急騰し、現在の25日移動平均線との乖離は、およそ20％プラスとなっており、一時的に反落する恐れがあります。一度調整が入った後は、再度上昇に転じていくものと判断しますが、数日は様子見が続くものと判断します。

■事業概要
家庭用ゲームソフトを開発しています。アクション系の作品を軸に人気ソフトを開発。スマートフォン向けソフトなどのデジタルコンテンツ開発にも注力しています。時価総額約3,734億74百万円。PER約21.0倍 PBR約3.2倍

■足もとの業績
直近8月1日発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高179億38百万円(前年同期比+4.3%)、営業利益77億3百万円(同+50.8%)、四半期純利益54億20百万円(同+38.9%)となっています。