8月の注目銘柄
直近好調に推移していますが、7月末に買い、8月末に手仕舞った場合の成績は、6勝13敗となっており、下がりやすいことが傾向としてあります。7月末の決算発表を受けて翌31日には大きく窓をあけ年初来高値を更新しましたが、今後の動向には注意が必要でしょう。
■事業概要
海外でのブランド知名度は依然として強力です。ゲームや、映画、音楽分野に重点をおいています。時価総額約7兆8463億52百万円。PER約15.41倍 PBR約2.0倍。
■足もとの業績
7月30日発表の2020年3月期第1四半期決算では、売上高及び営業収入1兆9257億24百万円(前年同期比-1.4%)、営業利益2309億25百万円(同+18.4%)、純利益1521億22百万円(同-32.8%)となっています。
■テクニカル分析
同社株価は、3月25日に年初来安値4,507円をつけて以降、7月31日には年初来高値6245円まで上昇しています。25日、75日移動平均線ともに、上向いており、今後も上昇を期待したいところですが、さらなる上昇まではもう少しの時間を要すると考えており、様子見が必要と判断します。
■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の8月の勝率が31.5%(6勝13敗0分)となっており、8月は株価が下がりやすい傾向が見られます。8月の投資銘柄として株価の動向を注目しておきたい銘柄です。