【買い】サイバーエージェント(4751)

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最新投稿日時:2019/07/23 08:42 - 「【買い】サイバーエージェント(4751)」(堀篤)

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【買い】サイバーエージェント(4751)

著者:堀篤
投稿:2019/07/23 08:42

サイバーエージェントの評価を決めるアベマTV

■サイバーエージェントの評価を決めるアベマTV

 サイバーエージェントは、ネット広告代理店の老舗企業。広告代理業は好調で、ゲーム事業も堅調に推移しているが、それらの利益を、現在育成中の「アベマTV」に投資している。今期の業績予想は、営業利益が200億円と、前期の301億円から大幅減益を予想しているが、その要因も、アベマTVの赤字だ。今期第2四半期の営業利益は86億円だったが、アベマTV等のメディア事業は、51億円の赤字だった。
 投資家のサイバーエージェントに対する評価は、アベマTVの成否にあると言っても良いだろう。そのアベマTVが、ここにきて健闘している。今年開局3周年を迎え、3900万DLを超えた。同社は、アベマTVの評価をWAU(週間当たりのアクティブユーザー)で管理しているが、WAUは右肩上がりに上昇を続けている。
また、有料会員も40万人を超えてきている。
独特なスポーツ・イベント番組や、オリジナルドラマなど、コンテンツに工夫を凝らすほか、DAZNなどとの提携を進め、新たなメディアの形を模索しており、それほど遠くない時期に、メディアとしての力を強化すると思われる。

■吉本芸人の記者会見を配信できなかった地上波TV

アベマTVは、7月21日、「闇営業」に関する吉本エージェンシー所属タレントによる謝罪会見を完全中継した。吉本エージェンシーに対する暴露的な内容があったがために、地上波各局が放送できなかった内容を、アベマTVが放映したことで、既存メディアの問題点が露出したと言えるだろう。
既存TVメディアなどが、人気タレントを番組に派遣するプロダクションに対して「忖度」するのは、これまで当たり前となっていたが、ジャニーズ事務所を巡る人気グループ解散劇や、今回の吉本問題で、インターネットTVの存在感が増したことは間違いないだろう。
こういった点に着目されれば、今年2月4日の3140円で底値形成が出来ていると思われるだけに、株価は戻り歩調を強めることが期待される。
堀篤
日本マネジコ、東京スコットマネジメント代表取締役
配信元: 達人の予想

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