■6月26日(水)■明日の相場展望 ～ 短期急落線が出来上がりつつある ～

昨年12月の底値を切れたらどうなるか？

【下げれば下げる程に良い】


上がる素振りが全く見えなくなって参りました。

小型株には、ストップ高する銘柄もありますが、相場を引っ張るには、あまりにも役者不足と云わざるを得ません。

日経平均は 107円安 21,086円
トピックスは 9.15ポイント安 1534.34ポイント
出来高は概算 9億4千万株で終わっております。

月足を見ますと、日経平均の高値は昨年10月2日の24,448円ですから、来週火曜日で9ヵ月となりますが、トピックスの天井は、昨年1月23日の1911.31ポイントですから今週で、既に17ヵ月が通過しております。これだけ長い事、調整されますと、うんざりするのも無理からぬ事。人気が離散して閑散になっても当然です。しかし、このトピックスとて長期波動は、まだ上昇波の中にいますので底さえ入ってしまえば、また長期上昇に入って行く事は間違い無いと私の相場観測法も考えているのですが、その為には材料というものに乏しいです。

ならば、相場としてのアク抜け。即ちセリングクライマックス的な底入れをするしか無いでしょう。その底入れに向けて、あと一ヶ月。下げれば下げる程、良いわけです。

では、そこでトピックスが、昨年12月の底値を切れたらどうなるか？

その場合は、三段下げの型になりますので、問題はありません。ちなみに日経平均の底値指数は18,800円にありますので、来るなら早く来て欲しい所です。

今日の大引け。トピックス短期急落線が出来上がりつつあります。

では、御健闘を祈ります。