石川製が急騰、トランプ発言で地政学リスクが物色テーマ化◇
石川製作所<6208.T>が後場に入り売買高を膨らませ急騰、一時17%超の上昇をみせたほか、豊和工業<6203.T>や細谷火工<4274.T>など防衛関連に位置付けられる銘柄群が一斉に買いを集める展開となった。市場では「トランプ米大統領が日米安保条約を破棄する可能性についての考えを示したと伝わり、一部の個人投資家資金に加えアルゴリズム売買の作動で関連株を押し上げる格好となった」(国内ネット証券)としている。全体相場は商い低調ななかで主力株の上値が重く、資金のシフト先が模索されている。そうしたなか、ホルムズ海峡での日本のタンカーへの攻撃や米国の無人機撃墜などで、中東における地政学リスクの高まりが意識されていた矢先ということもあって、値の軽い防衛関連株に投機資金が機敏に反応する格好となった。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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