週明けの変化日どちらへ向かうか?
梅雨に入って雨の日が多くなってきましたが、今週末はまた全国的に雨で天気が悪いようです。
梅雨とはいえ、週末はいい天気になってほしいものですね。
今週の相場はメジャーSQだったこともあり、指数は多少乱高下ありましたが、21000円を睨んでの売り買い拮抗しており、無難にソフトランディングしました。
先週からもお伝えしているように、21000円が今後のトレンドを決める上で重要な判断ポイントとなっています。
これまで何度もこのラインが下値抵抗ラインとして機能していましたが、ここを下抜けしたことで強い上値抵抗ラインに変わっていました。
そのため、そう簡単にふたたびこの21000円を越えることは難しいと考えていましたが、これまたあっさりと上に抜けてしまいました。
ただ、またすぐにここを割りこんで推移していることから、まだここを上に抜けたと確定したわけではありません。
SQという特殊要因があったため、指数が強引に動いただけかもしれませんので、正確にトレンドを判断するには週明けにある変化日で判断することになります。
週明け火曜日の時点で変化日を迎え、このとき21000円を越えていれば短期では上昇トレンドとなり、下に通過するようであれば、下降トレンドへと転換します。
今の時点ではまだどちらの可能性もあり、まだ断定はできません。
このような時は、どちらに行くかを考えてもしょうがないので、動きがはっきりしてきてからその方向に着いていくようにすればいいでしょう。
早ければ週明けに大きく動いた方向で決まるかもしれませんが、確定するまではどちらかを予想してポジションを持つのはギャンブルのようなものなので、リスク管理をしてほどほどにしておきましょう。
来週の変化日を通過して決まったトレンドは上にも下にも大きく動くことになるので、逆張りはせず、トレンドが決まった方向についていきましょう。
特に下回って下降トレンド入りした時は、7月半ばに賭けて20000円割れまで十分あり得る調整になる可能性があるため、中途半端な位置での押し目買いはしないように注意しましょう。
逆に、どんなに下がっても7月中に19500円より下はないので、大きくここまで下げてきた時は底は近いと思って買い目線で見ていきます。
いずれにしろ7月半ばに向けて来週から徐々に動きが出てくるので、チャートを見ながら変化の兆しとトレンドを見極めて売買していきましょう。