菊池製作所はカイ気配、１９年４月期業績予想の増額修正を好感 配当は前期比３円増に

　菊池製作所<3444.T>がカイ気配。７日の取引終了後、１９年４月期連結業績予想の増額修正を発表したことが好感されている。売上高は５９億円から６０億３７００万円（前の期比５．８％増）に見直したほか、営業損益は７０００万円の黒字から１億１４００万円の黒字（前の期は９５００万円の赤字）へ、最終損益は７億８０００万円の黒字から９億１７００万円の黒字（同１億２７００万円の赤字）に修正した。試作・金型製品ならびに量産製品の売り上げが堅調に推移したほか、関係会社の業績が改善し持ち分法による投資損失などが減少した。介護用機器の製造および販売権に対して７１００万円の減損損失を計上するが、補助金収入などで最終利益も予想を上回る見込みだ。なお、前４月期の期末一括配当は従来予想に比べ３円増の１０円（前期比３円増）とする予定だ。

出所：minkabuPRESS