冷静に見て第二段下げが始まった型でしょう。
昨日はニューヨーク市場が大幅に続落し、ダウ平均は 221ドル安と、どう見ても踊り場を下離れた格好になりました。これを受けまして東京市場、日経平均は 194円安 20,809円までありましたが、そこから戻りに入り、
大引けは 60円安、20,942円と底堅さを見せました。
トピックスは 4.43ポイント安 1531.98ポイント
出来高は概算 11億1千万株で終わっております。
日経平均はまだ5月14日のザラ場安値は切れておりませんので、底割れの型にはなっておりませんが、大引けベースでは頑張ってきた21,000円の大台をついに割れました。冷静に見て第二段下げが始まった型でしょう。
トピックスの三本新値足を見ましても、今日で陰転となりましたので、今後はいついくらまで下げるかが焦点です。
日柄を見ますと、来週の月・火が大変化日となっておりますので、壊れたからこそ明日、そして来週月曜日と二日間小反発の型になるやも知れませんが、目一杯戻したとして21,200円と思われます。
明日で月足が確定致します。今日時点で見ますと丸坊主の陰線の型になっております。4月末の大引けは、22,258円でしたから、1,316円下げております。そしてまた、今日の大引けは3月安値をも35円切りましたので、6月はかなり高い確率で20,300円、19,450円という下値の節目にトライするのではないでしょうか。
明日の大引けが注目されます。
では御健闘を祈ります。