日本カーバイド工業<4064>は、13日、2019年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.2%減の486.51億円、営業利益が同18.0%減の26.49億円、経常利益が同7.6%減の31.19億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.2%減の18.00億円となった。
電子・機能製品の売上高は前期比3.1%減の190.30億円、セグメント利益は同16.0%減の16.45億円となった。機能化学品は医薬品・農薬向けが低迷し、減収となった。機能樹脂は光学関連分野向け粘・接着剤は堅調に推移したが、トナー用樹脂の販売が低調となり、減収となった。電子素材は半導体用金型クリーニング材が海外での販売が伸びず、減収となったが、セラミック基板は車載向けが好調に推移し、増収となった。
フィルム・シート製品の売上高は前期比1.9%増の163.70億円、セグメント利益は同23.7%減の11.74億円となった。マーキングフィルムは国内及び海外ともに順調に推移し、増収となった。ステッカーは東南アジア地域などでの販売が好調に推移し、増収となった。再帰反射シートは米国向けなど販売が総じて振るわず、減収となった。
建材関連の売上高は前期比5.8%減の97.66億円、セグメント利益は同65.1%減の2.10億円となった。住宅着工戸数の減少などにより、主力の手摺、笠木等の販売が低迷し、減収となった。
エンジニアリングの売上高は前期比14.5%減の48.08億円、セグメント利益は0.93億円(前期は2.59億円の損失)となった。国内向け工事案件の完工が減少し、減収となった。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.8%増の510.00億円、営業利益が同1.9%増の27.00億円、経常利益が同5.4%減の29.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.1%増の20.00億円を見込んでいる。
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電子・機能製品の売上高は前期比3.1%減の190.30億円、セグメント利益は同16.0%減の16.45億円となった。機能化学品は医薬品・農薬向けが低迷し、減収となった。機能樹脂は光学関連分野向け粘・接着剤は堅調に推移したが、トナー用樹脂の販売が低調となり、減収となった。電子素材は半導体用金型クリーニング材が海外での販売が伸びず、減収となったが、セラミック基板は車載向けが好調に推移し、増収となった。
フィルム・シート製品の売上高は前期比1.9%増の163.70億円、セグメント利益は同23.7%減の11.74億円となった。マーキングフィルムは国内及び海外ともに順調に推移し、増収となった。ステッカーは東南アジア地域などでの販売が好調に推移し、増収となった。再帰反射シートは米国向けなど販売が総じて振るわず、減収となった。
建材関連の売上高は前期比5.8%減の97.66億円、セグメント利益は同65.1%減の2.10億円となった。住宅着工戸数の減少などにより、主力の手摺、笠木等の販売が低迷し、減収となった。
エンジニアリングの売上高は前期比14.5%減の48.08億円、セグメント利益は0.93億円(前期は2.59億円の損失)となった。国内向け工事案件の完工が減少し、減収となった。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.8%増の510.00億円、営業利益が同1.9%増の27.00億円、経常利益が同5.4%減の29.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.1%増の20.00億円を見込んでいる。
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