5月のディーリング銘柄として注目
今月の始値は2602円と高寄りし、その後は2400円台に一時突っ込んだものの5/27は2547円ともどりましたが厚い売り物に押され失速し2500割れ。
引き続き、上値は重いものの、6月末の配当狙いの買いが期待出来ましょう。小幅な鞘取り狙い短期ディーリング銘柄として注目したい。
国内たばこ製造独占、バイオ、食品にも展開。
株価は4月26日(金)で2576円。
PER12倍、配当利回り5.9%、26万円で1万5400円の年間配当を予定。6月末には77円の配当の権利付き。
2月の2899円から300円以上下げており短期のリバウンドを狙っていきたい。
軟調な展開が続いていますが、配当利回りの支えがあり、下値不安は少なく、小幅な鞘取りなら十分狙えましょう。
5月の株価予想レンジは2500円から2900円を想定したい。
第一四半期の決算は好調でしたが、上値には大量の売り物が待っており、引き続き売り圧力が強い銘柄。
月初の寄りが高ければ、寄り付きは避け、売り物が出てきてからの押し目狙いがお薦め。
5月は出来れば、2600円割れで買い、2700円台2800円台で売るような短期鞘取りを想定したい。
上値は当面限られましょう。信用の買い残も460万株と増加傾向にあり、整理が未だに済んでいない。上に来たら、売り物が待ち構えているために、需給は引き続き悪く、保有を長引かせると他のビッグチャンスを逸してしまう可能性は大きい。
いずれにしても株価が勢いよく上がっていく材料には乏しい反面、下値は限られていて、初心者には扱いやすい銘柄。
安全牌ですが、限られた資金をどの銘柄を保有していくのかの選択によってパフォーマンスが大きく違ってくる可能性が高い。
そのため下値を拾い、上に来たら外していく短期鞘取り銘柄としての注目にとどめたい。
どうしても、限られた資金で安全牌を選ぶと、他のチャンスはいつの間にか通り過ぎてしまい後の祭りとなりかねないため、この点は十分に注意が必要です。
資金は短期鞘取り銘柄用と大化け期待銘柄用に分け、戦略もそれに合わせていくことがお薦めです。
短期の鞘取りについて一部誤解している方もいらっしゃるようですので、注意事項として触れておきます.
短期の鞘取りとは1日や1週間で数%の利益を取る(鞘を抜く)ために買って売って、損益を確定していくことを指します。買って売っての鞘が小さく、1%でも2%でも利益は利益です。小幅な鞘取りを目的とした売買です。勿論、ロスカットもこまめにすることが求められます。
短期鞘取りで買うということは、すぐに売るということを前提とした買いです。いわゆるトレーディングの目的です。値動きがあれば対象は幅広くあります。
一方、大きな値幅取りとは20%や50%、2倍3倍などの大きな利益を確定していくことを指します。
こちらの買いは保有を前提とした買いです。厳選して今買うべき対象を厳密に選ぶ必要があります。そうでないと、保有すればするほど大きな格差が生じてしまうからです。
想像以上の違いになっていきます。
両者は売買の仕方も、銘柄も、保有期間も、売買の頻度も、大きく異なりますので、この二つは区別することが重要です。
資金も銘柄も分けることがお薦めです。