奥村組、前期経常を24％上方修正、配当も27円増額

　奥村組 <1833> が4月23日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の122億円→150億円(前の期は172億円)に23.7％上方修正し、減益率が29.4％減→12.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の44.1億円→73億円(前年同期は74.9億円)に65.5％増額し、減益率が41.1％減→2.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の126円→153円(前の期は184円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　(個別業績予想)　土木事業及び建築事業の売上総利益率の改善に伴う売上総利益の増加等により、営業利益は前回発表予想を約2,420百万円上回る約12,920百万円、経常利益は同約2,630百万円上回る約14,530百万円、当期純利益は同約2,080百万円上回る約11,880百万円となる見込みです。　また、土木事業及び建築事業の売上総利益率は13.0％(土木14.5％、建築11.8％)となる見込みです。(前回発表予想12.2％(土木13.1％、建築11.5％))(連結業績予想)　個別業績予想の修正に伴い、連結業績予想の修正を行うものです。

　　利益配分については、かねてよりの安定配当1株当たり45円又は業績に対応するものとして配当性向(個別)が50％に相当する額のいずれか高い方を配当することを基本方針としています。　この基本方針のもと、今回の業績予想の修正を踏まえ、2019年3月期の配当予想については、1株当たり153円に修正いたします。　なお、本件は2019年6月開催予定の第82回定時株主総会の決議をもって正式に決定、実施する予定です。（注）上記の予想は、現時点における入手可能な情報に基づいており、実際の業績等は様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。