武田薬が7日続落、米ヘルスケア関連株下落を受け「医薬品」が値下がり率トップに◇
武田薬品工業<4502.T>が7日続落と下値模索の動きにあるほか、大日本住友製薬<4506.T>、塩野義製薬<4507.T>、久光製薬<4530.T>、持田製薬<4534.T>など医薬品株が総じて軟調。前引け時点の業種別騰落率で「医薬品」は33業種中、値下がり率トップに売り込まれた。相場全般は米国でのハイテク株高や為替の円安などを背景に半導体関連などを中心とした輸出セクターに上値追いの動きが顕在化しているが、その一方でディフェンシブセクターである製薬会社はポジション調整の売り圧力が強い。そうしたなか、前日の米国株市場では、「国民皆保険制度」導入を巡る議論が熱を帯びていることを背景にヘルスケア関連株に値を下げるものが目立ち、この流れが東京市場にも波及している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:minkabuPRESS
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