今夜から明朝の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜から明朝の注目材料は

東京市場のドル/円は、日本株の続伸を支えに112.16円前後まで上昇して年初来高値を更新しました。ただ、その後は111.90円台に押し戻されるなど、伸び悩んでいます。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

4/17（水）
17:00　南ア3月消費者物価指数
17:00　ユーロ圏2月経常収支
17:30☆英3月消費者物価指数
17:30　英3月生産者物価指数
17:30　英3月小売物価指数
18:00　ユーロ圏2月貿易収支
18:00　ユーロ圏3月消費者物価指数（HICP）・改定値
20:00　南ア2月小売売上高
21:30　カナダ2月貿易収支
21:30☆カナダ3月消費者物価指数
21:30☆米2月貿易収支
22:00　カーニーBOE総裁、講演
23:00　米2月卸売売上高
23:00　米2月卸売在庫
23:30　EIA週間原油在庫統計
23:30　ラウテンシュレーガーECB専務理事、講演
25:30　ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
25:45　ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
27:00　米地区連銀経済報告（ベージュブック）

4/18 (木)
08:50　日本対外対内証券投資
10:30☆豪3月雇用統計

※☆は特に注目の材料

ドル/円は東京市場で年初来高値をわずかに更新しましたが、その後は息切れしてしまいました。国内総生産（GDP）以下、一連の中国経済指標の好結果に対する欧米市場の「蒸し返し」で高値を奪回できるかどうか注目しましょう。なお、一部の情報によると、112.20円を超えるとストップロスの買いオーダーを誘発する可能性があるとの事です。