九州電力が続落、19年3月業績予想の減額修正を嫌気
九州電力<9508.T>が続落。16日取引終了後、19年3月期の連結業績予想の減額修正を発表したことが嫌気されている。売上高は2兆250億円から2兆150億円(前期比2.8%増)へ見直したほか、営業利益は1050億円から850億円(同17.6%減)へ、最終利益は550億円から300億円(同65.4%減)へ修正した。暖冬の影響に伴い他社への販売電力料が減少したほか、千葉県袖ケ浦市での石炭火力発電所開発や地熱新規地点調査を断念したことに伴う損失を計上。また、海外投資による損失も響いた。この発表に対して、SMBC日興証券は16日、「ネガティブ」と指摘。20年3月期は定期検査による原発発電量の低下や値下げの影響などで大きな回復は見込めづらいとみており、当面株価は弱含むことを予想している。
出所:minkabuPRESS
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