「動くに動けない」、しかし「見方は変わらない」…！？
◆膠着続く…
※ご注意：予想期間は4月17日と表示されていますが、本日（4月16日）の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
全く動かず…。
ドル円は“堅調推移”を続けたものの、“年初来高値（3/5高値:112.134円）”を更新することはありませんでした。
一方で“伸び悩んだ”ものの、“週足・一目均衡表先行スパン上限（昨日は111.896円）”では下値を支えられました。
その値幅は“わずかに20.8銭（pips）”、まさに「動くに動けない」という様相といえます。
◆「為替条項のみ」を背景にした売り込みは“力不足”…？
「為替条項の有無」を見極めたいとするムードが漂っていますが、本日も“膠着”が想定されるところです。
しかしすぐに跳び出す可能性は“低く（少なくとも本日中は…）”、仮に跳び出しても「為替条項のみ」を背景に売り込むのは“力不足”と見るのが自然です。
「株高の連鎖」も止まりましたが、NYダウの下落幅は“わずかに△27ドル”…。
“リスク回避⇒円買い”を囃すほどではありません。
…となると「テクニカル好転の後押し」が効いてくる…？
警戒している「にわか上値期待の台頭」ですが、“上値の重さ”の影響もあり、現時点ではそれほど目立っておりません。
引き続き「112円ラインで膠着⇒方向感を探る」が基本路線と考えますが、「年初来高値更新」を見るまでは終われない…！？
◆ドル円 抵抗・支持ライン
上値5：112.853（18/12/18高値）
上値4：112.660（18/12/19-20高値、50月移動平均線）
上値3：112.398（+2σ、ピボットハイブレイクアウト）
上値2：112.213（ピボット2ndレジスタンス）
上値1：112.134（3/5高値、4/12-15高値、ピボット1sレジスタンス）
前営業日終値：112.041（大台、200週移動平均線）
下値1：111.883（4/15安値、週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stサポート）
下値2：111.779（+1σ、ピボット2ndサポート）
下値3：111.711（ピボットローブレイクアウト
下値4：111.585（4/12安値）
下値5：111.466（日足・一目均衡表転換線、200日移動平均線）
※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析！マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。
11:42 ドル円 抵抗・支持ライン追加
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