豊富なテーマ性を含むグロース株
金融機関向けでは、IoT、AIといった先端技術について三菱UFJリースと実証実験を行うなど、先端的な対応を進捗している。同社の成長性には、社会環境の変化による需要増加と共に、先端技術の拡大による利益率の上昇も寄与するだろう。
また、同社の主力事業の一つであるカード発行機は、元号の変更により、需要が高まることが予想され、新元号関連の銘柄として注目される可能性もある。
一方、株価は2016年5月に始まった長期下落傾向がようやく止まった局面にある。2016年高値は3415円だが、その後の安値は昨年12月と今年2月につけた1782円。先週終値は、1878円だが、半値戻りの2600円近辺が、中期的な目標となるだろう。