昨日のドル/円は、米長期金利の低下を受けて一時110.80円台まで弱含んだ。米3月消費者物価指数で、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが鈍化した事から、米10年債利回りは2.46%台に低下した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表されると一時ドルに買い戻しが入ったが、米長期金利が低位で推移する中、ドル/円の戻りは111.00円前後までに抑えられた。20日移動平均線(111.03円前後)の回復さえ覚束なくなっており、本日も下値警戒ムードが継続しそうだ。3月後半から4月上旬にかけての上げ幅の半値押し水準で、日足一目均衡表の雲上限も位置する110.75円前後のサポートを下抜ければ、110円台前半へと下値を広げる可能性もあろう。引き続き米長期金利の動向がカギになると見られる中、本日は米3月生産者物価指数や米30年債入札の結果が注目される。
最新人気記事
新着ニュース
新着ニュース一覧-
-
今日 20:10
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /