<動意株・10日>(大引け)=エクストリーム、キャンバス、リックソフトなど
エクストリーム<6033.T>=ストップ高。スマートフォン向けゲームの受託開発や技術者の派遣を展開し、スマートフォンゲーム「ラングリッサー」のヒットで業績は急拡大歩調にある。株価は3月27日に2694円の戻り高値をつけた後は調整色を強めていたが、2000円近辺で売り物が枯れ、きょうは満を持して切り返しに転じた。市場では「材料に反応したということではなく自然発生的な物色人気。きょうは、朝方に大口の買いが入り、個人のデイトレーダーの売り買いが交錯するなか回転売買で水準を切り上げる形となった。主力株全般が手掛けづらく、ゲーム関連株などに物色の矛先が向かいやすいタイミングだった」(国内ネット証券)としている。
キャンバス<4575.T>=ストップ高。国立がん研究センターが9日に発表した02~05年にがんと診断された患者の10年後の生存率で、膵臓がんが5年生存率、10年生存率とも最も低かったとしている。同社では、現地時間の4月2日に行われた米国がん研究会議(AACR)年次総会で発表された、抗がん剤候補化合物CBP501のフェーズ1b臨床試験のデータで、多数の既治療歴のある症例において、膵臓がんで50%・胆管がんで50%の病勢コントロール率、さらに、免疫チェックポイント抗体単独で効果がないことがわかっているマイクロサテライト安定直腸大腸癌でも部分奏効1例という、有望な試験結果を報告したとしていることから、有望な膵臓がん治療薬になり得るとの期待が買いにつながっているようだ。
リックソフト<4429.T>=急反騰。同社は短期間でソフトを開発する「アジャイル開発」のツールベンダーで、2月26日にマザーズに上場した直近IPO銘柄。豪州のAtlassian社が開発するプロジェクト管理ツールの販売や導入支援・運用サポートを中心としたツールソリューション事業を主力に展開しており、その成長性に期待が大きい。9日取引終了後に19年2月期の連結業績予想の修正を発表、売上高を22億8700万円から24億8200万円(前期比39.3%増)へ、営業利益を2億5900万円から3億7100万円(同2.9倍)へ、最終利益を1億8600万円から2億5500万円(同2.7倍)へそれぞれ増額した。ツールソリューション事業のライセンス販売の売上高が予想を上回って好調、第4四半期については複数年分での契約更新などが収益拡大に貢献している。これを材料視する形で短期資金が集中した。
サノヤスホールディングス<7022.T>=全体軟調地合いのなか逆行高。4月に入ってから低位株に相次いで動意する銘柄が目立っているが、同社株はその先導役で1日にストップ高に買われた後も、高水準の商いをこなし上値追い態勢を継続している。発端となったのは29日引け後に発表した19年3月期業績の上方修正。建設工事用エレベーターのレンタル稼働や化粧品製造装置の売り上げが拡大、合理化努力も奏功して営業損益が従来予想の8億円の赤字から10億円の黒字見通しに変わったことが株価に強いインパクトを与えた。年間配当は5円を継続するなど株主還元姿勢もしっかりしており、そうしたなかで0.6倍前後のPBRが株価の是正高を誘発する形となっている。更に注目すべきは信用取組。売り買いともに急増し、信用倍率は1.15倍(5日申し込み現在)と拮抗、需給相場の様相を強めている。
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>=急騰。同社は9日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表しており、これを好感する買いが入った。自己株式を除く発行済み株式総数の4.72%に相当する200万株、5億円を上限としており、取得期間は4月10日~6月21日まで。同時に20年2月期の連結業績予想も発表した。売上高は38億2000万円(前期比22.9%増)、営業利益は5億8900万円(同53.0%増)、最終利益は3億8500万円(同32.3%増)を見込んでいる。
ビープラッツ<4381.T>=大幅高で3日ぶりに反発。同社は9日の取引終了後、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)とサブスクリプションビジネスの支援サービスで協業することになったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の協業は、NTTコムが提供予定の「サブスクリプションビジネス支援サービス(仮称)」において、ビープラッツの主力製品であるサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats(ビープラッツ)」を活用するというもの。ビープラッツでは、「Bplats」を通じて各産業のビジネス変革に貢献するという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
キャンバス<4575.T>=ストップ高。国立がん研究センターが9日に発表した02~05年にがんと診断された患者の10年後の生存率で、膵臓がんが5年生存率、10年生存率とも最も低かったとしている。同社では、現地時間の4月2日に行われた米国がん研究会議(AACR)年次総会で発表された、抗がん剤候補化合物CBP501のフェーズ1b臨床試験のデータで、多数の既治療歴のある症例において、膵臓がんで50%・胆管がんで50%の病勢コントロール率、さらに、免疫チェックポイント抗体単独で効果がないことがわかっているマイクロサテライト安定直腸大腸癌でも部分奏効1例という、有望な試験結果を報告したとしていることから、有望な膵臓がん治療薬になり得るとの期待が買いにつながっているようだ。
リックソフト<4429.T>=急反騰。同社は短期間でソフトを開発する「アジャイル開発」のツールベンダーで、2月26日にマザーズに上場した直近IPO銘柄。豪州のAtlassian社が開発するプロジェクト管理ツールの販売や導入支援・運用サポートを中心としたツールソリューション事業を主力に展開しており、その成長性に期待が大きい。9日取引終了後に19年2月期の連結業績予想の修正を発表、売上高を22億8700万円から24億8200万円(前期比39.3%増)へ、営業利益を2億5900万円から3億7100万円(同2.9倍)へ、最終利益を1億8600万円から2億5500万円(同2.7倍)へそれぞれ増額した。ツールソリューション事業のライセンス販売の売上高が予想を上回って好調、第4四半期については複数年分での契約更新などが収益拡大に貢献している。これを材料視する形で短期資金が集中した。
サノヤスホールディングス<7022.T>=全体軟調地合いのなか逆行高。4月に入ってから低位株に相次いで動意する銘柄が目立っているが、同社株はその先導役で1日にストップ高に買われた後も、高水準の商いをこなし上値追い態勢を継続している。発端となったのは29日引け後に発表した19年3月期業績の上方修正。建設工事用エレベーターのレンタル稼働や化粧品製造装置の売り上げが拡大、合理化努力も奏功して営業損益が従来予想の8億円の赤字から10億円の黒字見通しに変わったことが株価に強いインパクトを与えた。年間配当は5円を継続するなど株主還元姿勢もしっかりしており、そうしたなかで0.6倍前後のPBRが株価の是正高を誘発する形となっている。更に注目すべきは信用取組。売り買いともに急増し、信用倍率は1.15倍(5日申し込み現在)と拮抗、需給相場の様相を強めている。
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>=急騰。同社は9日の取引終了後、自社株取得枠の設定を発表しており、これを好感する買いが入った。自己株式を除く発行済み株式総数の4.72%に相当する200万株、5億円を上限としており、取得期間は4月10日~6月21日まで。同時に20年2月期の連結業績予想も発表した。売上高は38億2000万円(前期比22.9%増)、営業利益は5億8900万円(同53.0%増)、最終利益は3億8500万円(同32.3%増)を見込んでいる。
ビープラッツ<4381.T>=大幅高で3日ぶりに反発。同社は9日の取引終了後、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)とサブスクリプションビジネスの支援サービスで協業することになったと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。今回の協業は、NTTコムが提供予定の「サブスクリプションビジネス支援サービス(仮称)」において、ビープラッツの主力製品であるサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats(ビープラッツ)」を活用するというもの。ビープラッツでは、「Bplats」を通じて各産業のビジネス変革に貢献するという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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