今夜の注目材料は＝外為どっとコム総研 神田卓也

今夜の注目材料は

東京市場のドル/円は仲値前後に111.50円台へ強含む場面もありましたが、総じて小動きの展開でした。午後は、111.40円前後で方向感なく推移するなど決め手を欠いています。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。

4/4（木）
20:30　ECB理事会議事要旨（3月7日分）
20:30　米3月チャレンジャー人員削減数
21:30　米新規失業保険申請件数
23:00　カナダ3月Ivey購買部協会景気指数
26:00　メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
26:00　ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
29:30☆米大統領・中国副首相会談

※☆は特に注目の材料

明日に米3月雇用統計を控えて・・・と言いたいところでしたが、トランプ米大統領と劉中国副首相の会談実施がさきほど発表されました。昨日の英紙報道（通商協議は最終合意が近い）によってにわかに期待が高まっているだけに注目が集まります。なお、会談は日本時間29時半（5日午前5:30）に始まる模様ですから、「グッド・ニュース」「バッド・ニュース」にかかわらず、明日のオセアニア市場オープン前後は要警戒の時間帯となりそうです。