決算マイナス・インパクト銘柄 … キユーピー、西松屋チェ、アドヴァン (4月2日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月1日から2日の決算発表を経て3日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.3　あみやき <2753>
　19年3月期の連結経常利益は前の期比7.8％減の28.6億円になり、20年3月期も前期比11.7％減の25.3億円に減る見通しとなった。

▲No.4　アヲハタ <2830>
　19年11月期第1四半期(18年12月-19年2月)の連結経常損益は1600万円の赤字(前年同期は2億6600万円の黒字)に転落した。

▲No.5　アドヴァン <7463>
　19年3月期の連結経常利益は前の期比45.6％増の72.1億円に拡大したが、20年3月期は前期比27.9％減の52億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2809> キユーピー 　　東１　　 -4.47 　　4/ 2　　　1Q　　　　6.50
<7545> 西松屋チェ 　　東１　　 -3.48 　　4/ 2　本決算　　　 65.18
<2753> あみやき 　　　東１　　 -2.51 　　4/ 2　本決算　　　-11.66
<2830> アヲハタ 　　　東２　　 -1.25 　　4/ 2　　　1Q　　　　赤転
<7463> アドヴァン 　　東１　　 -0.67 　　4/ 2　本決算　　　-27.91

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース