昨日のドル/円は、ポンド相場の乱高下を横目に111円台前半の狭いレンジでもみ合った。20日移動平均線のサポートは効いているものの、200日移動平均線がレジスタンスになっている格好だ。111.10円台の20日線と111.40円台の200日線をどちらに抜けるかが本日の注目ポイントとなろう。主要国の株価動向や米長期金利の動きを睨みながら方向感を模索する事になりそうだ。なお、NYタイムには、米2月生産者物価指数と米1月耐久財受注の発表が予定されている。その他、英議会では「合意なき離脱」の賛否を問う採決が予定されているが、否決が濃厚で、明日の「離脱延期」を問う採決に進む見通し。本日の段階でドル/円相場に大きな影響はないだろう。
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