昨日のドル/円は、年初来高値を更新するも112円台に定着できずに伸び悩んだ。米2月ISM非製造業景況指数の好結果を受けて112.13円前後まで上値を伸ばしたが、その後は111円台後半に押し戻された。日足は陽線引けながらも、112円台に伸びた上ヒゲが上値の重さを暗示している。112円台前半は、昨年12月の世界同時株安による円急騰で下抜けるまで下値支持となっていた重要なチャートポイントだ。今局面では上値抵抗に変化していてもおかしくないだろう。一方、111円台前半には200日移動平均線など下値支持線が並んでおり、調整しても深押しする事は考えにくい。本日のドル/円は、111円台後半を中心にもみ合いながら、次なる手掛かりを模索する事になりそうだ。
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